なぜ今「IRR」で保険を比較するのか?
「保険って、結局どっちが得なの?」
──これは、保険の見直しを考える多くの人が抱く疑問です。
特に定期保険と終身保険。
どちらも生命保険ですが、性質もコスト構造も大きく異なります。
そして、単純な保険料や保障額だけでは「本当のコスパ」は見えません。
そこで登場するのがIRR(内部収益率)という指標。
これは投資の世界でよく使われる「実質利回り」を表すもので、
保険においても「支払ったお金がどれだけ戻ってくるか」を年率換算で示せます。
この記事のゴール
- 定期保険と終身保険の違いを数字で理解する
- IRRを使って「どちらが自分に合うか」を判断できるようになる
- 最後に、より自分に合った保険を選ぶための行動ステップを知る
IRR(内部収益率)とは?
IRRは、投資や金融商品の「年平均の利回り」を示す指標です。
保険の場合、支払った保険料総額と将来受け取る解約返戻金や死亡保険金をもとに計算します。
- プラスのIRR:お金が増えて戻ってくる(貯蓄性が高い)
- マイナスのIRR:保障を得るためのコストとして支払っている
例えば、毎月2万円を20年間払い、満期時に600万円戻る場合のIRRは約1.5%。
銀行預金より高ければ「お得」と感じる人もいれば、投資信託の方が良いと考える人もいます。
定期保険の特徴とIRR傾向
定期保険は、一定期間だけ大きな保障を持てる保険です。
満期を迎えると解約返戻金はほぼゼロ(掛け捨て)ですが、保険料は安く、短期間で大きな保障を確保できます。
- メリット
- 保険料が安い
- 必要な期間だけ加入できる
- デメリット
- 貯蓄性がない
- 長期加入すると総支払額が高くなる
IRRの傾向
- 解約返戻金がないため、IRRは基本的にマイナス
- 「保障を買うコスト」と割り切る商品
終身保険の特徴とIRR傾向
終身保険は、一生涯の保障が続き、解約返戻金や死亡保険金が必ず受け取れます。
貯蓄性が高く、相続対策や資産形成にも使われます。
- メリット
- 一生涯の保障
- 解約返戻金がある
- 相続税対策に有効
- デメリット
- 保険料が高い
- 短期解約すると元本割れ
IRRの傾向
- 加入初期はマイナス(手数料や保険コストの影響)
- 長期保有でプラスに転じ、年率1〜2%程度になることも
仮定条件でのIRR比較表
| 条件 | 定期保険(30年満期) | 終身保険(65歳払込) |
|---|---|---|
| 月額保険料 | 5,000円 | 20,000円 |
| 保障額 | 3,000万円 | 500万円 |
| 解約返戻金(60歳時) | 0円 | 500万円 |
| IRR(60歳時) | -100%(掛け捨て) | 約1.2% |
※あくまで仮定条件の例です。実際の商品や年齢、性別で大きく変わります。
IRR以外に考慮すべき要素
- 保障期間:必要な期間だけで良いのか、一生涯必要か
- 解約返戻金の使い道:老後資金、教育資金、相続対策
- 柔軟性:途中で保険料を減額できるか、払済にできるか
- インフレリスク:将来の物価上昇に備えられるか
結論と行動提案
IRRで見た総評
- 短期的な保障重視 → 定期保険(コスト効率◎)
- 長期的な資産形成+保障 → 終身保険(IRRがプラスに転じる)
数字だけでなくライフプラン全体を考慮
IRRはあくまで「数字の物差し」。
しかし、保険はライフプラン全体の中で考えるべきです。
例えば、住宅ローンや教育費のピーク時期、老後資金の準備状況なども重要です。
次のアクション
- 自分のライフプランを整理する
- 複数の保険商品でIRRを比較する
- 専門家に相談して条件をシミュレーションしてもらう
無料で専門家に相談する方法
もし「自分に合う保険のIRRを知りたい」「複数商品を比較したい」と思ったら、
無料でFPに相談できるサービスを使うのも一つの方法です。
例えば、みんなの生命保険アドバイザーでは、全国の優秀なFPがあなたのライフプランに合わせて保険を提案してくれます。
強引な勧誘はなく、相談だけでもOK。
数字に基づいた比較をしてくれるので、IRRの計算も依頼できます。
まとめ
- IRRは保険の「実質利回り」を示す便利な指標
- 定期保険は掛け捨てでコスト効率重視、終身保険は長期でプラス利回り
- 最終判断はライフプラン全体を踏まえて行う
- 専門家相談で、自分に合った条件を数値で確認するのがおすすめ


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